Randomized trial of prolonged exposure for posttraumatic stress disorder with and without cognitive restructuring: outcome at academic and community clinics.
この研究について認知再構成を足しても足さなくても改善しており、上乗せの効果がなかったという結果です。どちらかが劣るという意味ではありません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Foa E.B.・Hembree E.A.・Cahill S.P.・Rauch S.A.・Riggs D.S.・Feeny N.C.・Yadin E.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 953-64頁
- 発行年月日
- 2005年10月
- PMID
- 16287395
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
慢性のPTSDのある、暴行を受けた女性171名。大学の治療センターと、性暴力被害者のための地域診療所の2か所で実施。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)単独、またはPEに認知再構成を加えた形(PE/CR)。9〜12セッション。
C|比較
比較対照:待機リスト群を含む3群への無作為割付。治療前後と3・6・12か月後に評価し、治療企図標本と修了者標本の双方で解析。
O|結果
PE単独とPE/CRのいずれも、待機リスト群と比べてPTSDと抑うつを低下させた。修了者標本では社会的機能も改善した。認知再構成を加えても転帰は上乗せされなかった。実施場所による違いは認められず、認知行動療法の経験がわずかなカウンセラーによる治療も、専門家による治療と同程度に有効だった。改善は追跡の時点まで維持されたが、一部の患者は追加の治療を受けていた。
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