Eye movement desensitization and reprocessing for posttraumatic stress disorder: a pilot blinded, randomized study of stimulation type.
この研究について治療の構成要素である刺激の種類を比べた21名の研究です。他の治療との比較ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Servan-Schreiber D.・Schooler J.・Dew M.A.・Carter C.・Bartone P.
- 掲載誌
- Psychotherapy and psychosomatics
- 巻号ページ
- 75巻5号290-7頁
- 発行年月日
- 2006年
- PMID
- 16899965
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
単一の出来事によるPTSDのある患者21名(出来事インパクト尺度の平均49.5点)。
E|介入
EMDR。3種類の聴覚・体性感覚刺激(音と振動)を用いる——断続的な左右交互、断続的な両側同時、連続的な両側。3セッション連続で実施。
C|比較
比較対照:同一参加者内での刺激の種類の比較。治療者は与えている刺激の種類に盲検。割付は無作為かつ釣り合いをとった。
O|結果
3種類の刺激はいずれも主観的苦痛度(SUD)の臨床的に有意な低下をもたらした。ただし、新しい標的記憶から始めたセッションに限ると、交互刺激のほうがSUDの低下が速かった。著者らは、EMDRの臨床的な効果には体性感覚刺激の性質によらない部分があるとし、一方で交互刺激が上乗せの利益をもたらす可能性は今後の検討に値すると述べている。
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