Physiological correlates of eye movement desensitization and reprocessing.

この研究について症状の改善ではなく、治療中の体の反応を測った基礎的な研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD実験研究(アナログ・健常者)
著者
Elofsson U.O.・von Schèele B.・Theorell T.・Söndergaard H.P.
掲載誌
Journal of anxiety disorders
巻号ページ
22巻4号622-34頁
発行年月日
2007年6月3日
PMID
17604948
技法
EMDR
研究デザイン
実験研究(アナログ・健常者)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある男性の被験者。

E|介入

EMDR。治療中の眼球運動。

C|比較

比較対照:なし。眼球運動中の指先温度、心拍数、皮膚コンダクタンス、呼気二酸化炭素、酸素飽和度を測定し、注意の分散・条件づけ・定位反応の賦活・レム睡眠類似という現行の仮説に照らして検討。心拍変動の低周波/高周波比を自律神経のバランスの指標として算出。

O|結果

刺激により、心拍数・皮膚コンダクタンス・低周波/高周波比が低下し、指先温度が上昇するという自律神経バランスの変化が生じた。呼吸数と呼気終末二酸化炭素は増加し、眼球運動中に酸素飽和度は低下した。著者らは、EMDR中の眼球運動がコリン作動系を賦活し交感神経系を抑制すること、その反応の型がレム睡眠中の型と類似していることを結論している。

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