Imagery rescripting and reprocessing therapy after failed prolonged exposure for post-traumatic stress disorder following industrial injury.
この研究についてPEで改善しなかった方だけを集め、別の治療を足した研究です。PEそのものの効果を測ったものではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Grunert B.K.・Weis J.M.・Smucker M.R.・Christianson H.F.
- 掲載誌
- Journal of behavior therapy and experimental psychiatry
- 巻号ページ
- 317-28頁
- 発行年月日
- 2007年10月23日
- PMID
- 18037391
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
労働災害によるI型外傷でPTSDのある23名。全員が持続エクスポージャー療法(PE)単独では改善しなかった人。
E|介入
イメージ書き換え・再処理療法(IRRT)。イメージにもとづく認知再構成の要素をPEに加えたもの。1〜3セッション。
C|比較
比較対照:なし。PEで改善しなかった23名に追加の治療要素を導入し、PTSDの基準を満たさなくなるかを評価。
O|結果
追加の治療要素により、23名のうち18名がPTSD症状から完全に回復し、1〜3セッションのIRRTの後にPTSDの基準を満たさなくなった。PEで改善しなかった23名全員で、恐怖以外の感情(罪悪感・恥・怒りなど)が優勢だったことが注目され、著者らは、PEが前提とする単純な馴化のモデルでは恐怖以外の感情に対応しきれないと論じている。
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