Paroxetine CR augmentation for posttraumatic stress disorder refractory to prolonged exposure therapy.
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。PEで十分によくならなかった方に薬を足す戦略を調べた試験です。上乗せの効果は認められませんでしたが、無作為化されたのは23名のみなので、効果がないことの根拠にはなりません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Simon N.M.・Connor K.M.・Lang A.J.・Rauch S.・Krulewicz S.・LeBeau R.T.・Davidson J.R.T.・Stein M.B.・Otto M.W.・Foa E.B.・Pollack M.H.
- 掲載誌
- The Journal of clinical psychiatry
- 巻号ページ
- 69巻3号400-5頁
- 発行年月日
- 2008年3月
- PMID
- 18348595
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
DSM-IVのPTSD基準を満たす成人外来患者。2003年2月〜2005年9月に4つの学術施設で募集。第1相の修了者44名のうち、なお症状が残る23名を無作為化。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。第1相で8セッション、第2相でさらに5セッション。第2相では徐放性パロキセチンを併用。
C|比較
比較対照:第2相で同量のプラセボを併用する群。第1相の後、SPRINT 6点以上かつCGI-S 3点以上で症状が残ると判定された人を無作為割付。
O|結果
先行研究と一致して、第1相を修了した44名は初回のPEで有意に改善した(SPRINT: t = 7.6、p < 0.0001/CGI-S: t = 6.37、p < 0.0001)。一方、著者らの仮説に反し、無作為化された23名について、PEの継続に徐放性パロキセチンを加えることによる上乗せの利益は、プラセボと比べて認められなかった。
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