A randomized experimental test of the efficacy of EMDR treatment on negative body image in eating disorder inpatients.

この研究についてPTSDではなく摂食障害の方が対象です。検証されているのはEMDRそのものではなく、標準的な入所治療にEMDRを加える上乗せの効果です。両群とも標準的な入所治療を受けています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Bloomgarden A.・Calogero R.M.
掲載誌
Eating disorders
巻号ページ
16巻5号418-27頁
発行年月日
2008年10月
PMID
18821365
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

摂食障害で入所治療を受けている女性86名。

E|介入

標準的な入所治療(SRT)に加えてEMDRを実施(43名)。

C|比較

比較対照:標準的な入所治療のみの43名。無作為割付。否定的な身体像の記憶による苦痛と身体不満を治療後・3か月後・12か月後に評価。

O|結果

EMDRを加えた群は、標準治療のみの群と比べて、治療後・3か月後・12か月後のいずれでも、否定的な身体像の記憶に関する苦痛が小さく、身体不満も低かった。一方、身体像の他の指標や他の臨床指標では、治療前後で両群に有意差は認められなかった。著者らは、EMDRは標準治療と併せて否定的な身体像の特定の側面の治療に使いうるが、摂食病理の多様な現れに有効かはさらなる研究が必要だとしている。

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