Narrative exposure therapy versus interpersonal psychotherapy. A pilot randomized controlled trial with Rwandan genocide orphans.

この研究について26名の予備的な研究です。治療の直後には有意差は認められず、違いが出たのは6か月後の追跡の時点でした。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Schaal S.・Elbert T.・Neuner F.
掲載誌
Psychotherapy and psychosomatics
巻号ページ
78巻5号298-306頁
発行年月日
2009年7月24日
PMID
19628958
技法
NET
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

ルワンダのジェノサイドで孤児となった26名。初回評価でPTSDを示し、6か月後もDSM-IVのPTSDの診断を満たし続けた人。

E|介入

個別のNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー、n=12)。週1回4セッションで、最終セッションに導かれた服喪追悼を含む。

C|比較

比較対照:グループ形式に適合させた対人関係療法(IPT、n=14)との無作為割付。CAPS、MINI、ハミルトン評価尺度で、治療前・3か月後・6か月後に診断とPTSD・抑うつの症状を測定。

O|結果

治療直後の時点では、いずれの転帰指標でもNETとIPTの間に有意差は認められなかった。6か月後の追跡では、PTSDの基準をなお満たしていたのはNETの25%に対しIPTは71%だった。PTSDの重症度(Wilks' Lambda=0.75、F(2,23)=3.93、p<0.05)と抑うつ症状(同0.23、F(2,23)=3.40、p=0.05)で、時間×治療の有意な交互作用が認められた。追跡時点では、NETの参加者のほうがPTSDと抑うつの症状の重症度について有意に改善していた。

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