Impact of race on early treatment termination and outcomes in posttraumatic stress disorder treatment.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Lester K.・Resick P.A.・Young-Xu Y.・Artz C.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 78巻4号480-9頁
- 発行年月日
- 2010年8月
- PMID
- 20658805
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
対人暴力の被害を受けた女性308名(アフリカ系アメリカ人94名、白人214名)。
E|介入
CPT(認知処理療法)。持続エクスポージャー療法・遅延治療条件との比較(第1研究)、認知療法のみ・筆記のみとの比較(第2研究)。
C|比較
比較対照:持続エクスポージャー療法、遅延治療、認知療法のみ、筆記のみ。各研究で3条件に無作為割付。
O|結果
アフリカ系アメリカ人は白人より治療を完了する割合が有意に低く(45%対73%、p<0.001)、この差は学歴と収入で調整しても保たれた。一方、治療企図(ITT)標本での解析では、PTSD指標の転帰に人種による有意差は認められなかった。著者らは、脱落したアフリカ系アメリカ人のほうが脱落した白人より症状の改善が大きかったことが、この不一致を説明しうると述べている。
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