Heart rate variability (HRV) and posttraumatic stress disorder (PTSD): a pilot study.
この研究について主題は持続エクスポージャー療法ではなく、心拍の変動を使ったバイオフィードバックです。持続エクスポージャー療法は背景で名前が挙がるだけです。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Tan G.・Dao T.K.・Farmer L.・Sutherland R.J.・Gevirtz R.
- 掲載誌
- Applied psychophysiology and biofeedback
- 巻号ページ
- 36巻1号27-35頁
- 発行年月日
- 2011年3月
- PMID
- 20680439
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある退役軍人と、PTSDのない対照。
E|介入
心拍変動(HRV)バイオフィードバックと通常治療の併用。
C|比較
比較対照:通常治療のみ。PTSDのある退役軍人を無作為割付。またPTSDの有無による治療前の心拍変動の比較も実施。CAPSとPTSDチェックリストで評価。
O|結果
戦闘に関連するPTSDのある退役軍人は、PTSDのない対象者と比べて心拍変動が有意に低下していた。PTSDのある退役軍人を心拍変動バイオフィードバックと通常治療の併用群、または通常治療のみの群に無作為に割り付けたところ、バイオフィードバックは心拍変動を有意に増加させると同時にPTSD症状を減らした。一方、通常治療は心拍変動にも症状の減少にも有意な効果を示さなかった。著者らは、この所見を検証するより大きな無作為化比較試験が望まれると述べている。
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