The efficacy and psychophysiological correlates of dual-attention tasks in eye movement desensitization and reprocessing (EMDR).

この研究について患者ではなく健康な人を対象とした実験室研究です。EMDRの構成要素を調べたもので、治療の効果を示したものではありません。
効果を検証した研究実験研究(アナログ・健常者)全文が読めます
著者
Schubert S.J.・Lee C.W.・Drummond P.D.
掲載誌
Journal of anxiety disorders
巻号ページ
25巻1号1-11頁
発行年月日
2010年8月14日
PMID
20709492
技法
EMDR
研究デザイン
実験研究(アナログ・健常者)

この研究のまとめ

P|対象

否定的な自伝的記憶のある患者ではない一般の参加者62名。患者ではない。

E|介入

EMDR。眼球運動なし、速度が変化する眼球運動、速度が一定の眼球運動の3条件を単回セッションで実施。

C|比較

比較対照:眼球運動なしの条件。主観的障害単位と記憶の鮮明さを治療前・治療後・1週後に測定。心拍・皮膚電気伝導度・心拍変動・呼吸数も記録。

O|結果

眼球運動ありのEMDRは、眼球運動なしよりも苦痛の低減が大きかった。眼球運動の開始時に心拍が有意に低下し、眼球運動のセット中に皮膚電気伝導度が低下、眼球運動が続くにつれて心拍変動と呼吸数が有意に増加した。曝露の開始時点では、定位反応が眼球運動なしの条件より頻繁に生じた。著者らは、EMDRの眼球運動の要素が有益であり、否定的な記憶の処理を助けうる特有の生理的変化を伴うと述べている。

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