Efficacy of exposure therapy for Japanese patients with posttraumatic stress disorder due to mixed traumatic events: A randomized controlled study.

この研究について24名と小規模です。比べた相手は通常治療のみを受けた群で、他の心理療法との比較ではありません。日本の患者さんを対象とした研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Asukai N.・Saito A.・Tsuruta N.・Kishimoto J.・Nishikawa T.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
744-50頁
発行年月日
2010年12月3日
PMID
21171135
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

さまざまなトラウマによるPTSDの日本人患者24名(女性21名・男性3名)。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE。通常治療の併用あり/なし)。

C|比較

比較対照:通常治療(TAU)のみの対照群。無作為割付。対照群は10週間の後に持続エクスポージャー療法を受ける。intention to treat 解析。12か月後に追跡。

O|結果

intention to treat 解析は、治療後の時点でPTSD症状と抑うつ症状のいずれにおいても、持続エクスポージャー療法群が対照群より有意に大きい減少を達成したことを示した。対照群も持続エクスポージャー療法を受けた後に症状の重症度が有意に低下した。両群の持続エクスポージャー療法の完了者19名の症状の水準は、12か月後の追跡評価でも低いままであった。著者らは、この所見が非西洋圏におけるPTSDへの根拠にもとづく治療の普及と実施を促すだろうと述べている。

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