A Clinician's Guide to PTSD Treatments for Returning Veterans.
この研究について複数の治療法を見渡して臨床家に選択の目安を示した解説です。新たに効果を測った研究ではありません。2011年の文献にもとづいており、その後の研究は含まれていません。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
- 著者
- Sharpless B.A.・Barber J.P.
- 掲載誌
- Professional psychology, research and practice
- 巻号ページ
- 42巻1号8-15頁
- 発行年月日
- 2011年2月1日
- PMID
- 21475611
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
帰還した退役軍人のPTSD。臨床家が治療法を選ぶ場面。
E|介入
EMDR。持続エクスポージャー療法・認知処理療法・薬物療法と並べて概観。
C|比較
対象とした研究:戦闘関連のトラウマと退役軍人を中心とした、薬物療法・心理療法の現行の介入研究。
O|結果
本総説は、持続エクスポージャー療法・EMDR・認知処理療法を含む複数の治療に強い根拠があり、なかでも持続エクスポージャー療法の効力を支持する実証研究がもっとも多いと整理している。曝露にもとづかない技法(精神力動的・対人関係・弁証法的行動療法の観点)の研究は比較的少ないが、効果が劣るという根拠もないとしている。薬物療法は有望(とくにパロキセチン・セルトラリン・ベンラファキシン)だが、薬物と心理療法の相対的な利点や併用の効力を比べる研究がさらに必要だと述べている。
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