Direction of influence between posttraumatic and depressive symptoms during prolonged exposure therapy among children and adolescents.

この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。対照群のない解析で、症状どうしの前後関係を統計的に推定したものです。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Aderka I.M.・Foa E.B.・Applebaum E.・Shafran N.・Gilboa-Schechtman E.
掲載誌
Journal of consulting and clinical psychology
巻号ページ
79巻3号421-5頁
発行年月日
2011年6月
PMID
21480695
技法
PE
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある8歳から18歳の子ども・青年73名(女子56.2%)。

E|介入

持続エクスポージャー療法。毎回のセッション前に自己報告尺度を実施。

C|比較

比較対照:なし。外傷後症状と抑うつ症状の時間的な前後関係を多水準の媒介分析で検討。

O|結果

治療中に相互の関係が認められた。外傷後症状の変化が抑うつ症状の変化をもたらし、その逆も生じていた。外傷後症状は抑うつの変化の64.1%を説明した一方、抑うつ症状は外傷後ストレスの変化の11.0%を説明した。著者らは、持続エクスポージャー療法が主に外傷後ストレスを減らすことで働き、それが抑うつを減らしている可能性があるとしている。

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