The comparative effectiveness of cognitive processing therapy for male veterans treated in a VHA posttraumatic stress disorder residential rehabilitation program.
この研究について無作為割付ではなく、導入前後の2つのグループを比べた研究です。治療後も症状が残る方が相当数いたことも報告されています。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験
- 著者
- Alvarez J.・McLean C.・Harris A.H.・Rosen C.S.・Ruzek J.I.・Kimerling R.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 79巻5号590-9頁
- 発行年月日
- 2011年10月
- PMID
- 21744946
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
米国退役軍人保健局のPTSD入所型リハビリテーションプログラムの男性患者197名(CPT群104名・通常治療群93名)。少数民族が41%、平均52歳(SD 9.22)。
E|介入
グループ形式のCPT(認知処理療法)。
C|比較
比較対照:同じプログラムでCPT導入前に実施されていたトラウマ焦点化のグループ通常治療(TAU、n=93)との比較(2つのコホートの比較で、無作為割付ではない)。PTSDチェックリスト(PCL)などで治療前後の変化を共分散分析で比較。
O|結果
入所時の症状水準とコホートの違いを調整した解析では、CPTを受けた群のほうが退所時の症状改善が大きかった(PCL: F(3,193)=15.32、p<0.001、b=6.25、95%CI [3.06, 9.44])。退所時に「回復」または「改善」に分類された患者もCPT群のほうが有意に多かった(χ2(1,N=197)=4.93、p=0.032)。ただし、CPTによる治療の後も相当数の退役軍人が有意な症状を抱えたままであり、改善の余地が残っていると著者らは述べている。
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