Prolonged exposure therapy for post-traumatic stress disorder: a review of evidence and dissemination.

この研究について持続エクスポージャー療法を開発したEdna B. Foa氏が共著の総説です。効果を測った研究ではなく、根拠と普及の状況を整理したもので、研究の選び方や統合の手順は抄録には示されていません。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
対象:PTSDナラティブレビュー・総説
著者
McLean C.P.・Foa E.B.
掲載誌
Expert review of neurotherapeutics
巻号ページ
11巻8号1151-63頁
発行年月日
2011年8月
PMID
21797656
技法
PE
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。曝露療法の一つの具体的なプログラムとして位置づけられる。

C|比較

比較対照:待機リストと能動的な対照条件。根拠と普及の状況を概観。

O|結果

本総説は、認知行動療法、とくに曝露療法が待機リストや能動的な対照条件と比べてPTSDの症状を軽減するという有力な根拠があり、持続エクスポージャー療法はPTSDの第一選択のエビデンスにもとづく治療とみなされていると述べている。一方で、治療の普及を妨げる障壁のために、PTSDのある人の大半がエビデンスにもとづく治療を受けられていないとしている。治療の利用可能性を高め、曝露療法の効率を上げる方策が現在検討されていると述べている。

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