New approaches to combining pharmacotherapy and psychotherapy for posttraumatic stress disorder.
この研究について治療全体を見渡した論考で、抄録には効果の数値が示されていません。EMDRは認知行動療法と並べて挙げられた治療の一方です。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
- 著者
- Pratchett L.C.・Daly K.・Bierer L.M.・Yehuda R.
- 掲載誌
- Expert opinion on pharmacotherapy
- 巻号ページ
- 12巻15号2339-54頁
- 発行年月日
- 2011年8月6日
- PMID
- 21819273
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人。
E|介入
EMDR(認知行動療法とともに、慢性PTSDに相当の支持がある心理療法)。
C|比較
対象とした研究:PubMed と PsycINFO を「無作為化臨床試験」「治療指針」「薬物療法と心理療法」の語で検索した包括的な治療の概観。
O|結果
本総説は、早期介入によってトラウマを生き延びた人のPTSD発症を予防できるという知見はまだ得られていないと整理している。一方、心理療法研究は慢性PTSDに対する認知行動療法とEMDRを相当程度支持している。薬物療法は多数あるが、現時点でFDAが承認しているのはセルトラリンとパロキセチンのみである。著者らは、治療の成功を最大化するには生物学的側面と心理的側面を二分しない統合的な取り組みが必要だと提案している。
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