Treatment of traumatized victims of war and torture: a randomized controlled comparison of narrative exposure therapy and stress inoculation training.
この研究についてNETを開発したFrank Neuner・Thomas Elbert・Maggie Schauer氏が共著の研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Hensel-Dittmann D.・Schauer M.・Ruf M.・Catani C.・Odenwald M.・Elbert T.・Neuner F.
- 掲載誌
- Psychotherapy and psychosomatics
- 巻号ページ
- 80巻6号345-52頁
- 発行年月日
- 2011年8月6日
- PMID
- 21829046
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
戦争と拷問を経験しPTSDのある患者28名。多くが庇護申請者。ドイツ・コンスタンツ大学の難民外来。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。10セッション。
C|比較
比較対照:ストレス免疫訓練(SIT)10セッションとの無作為割付。主要評価項目はCAPSによるPTSD重症度で、治療4週後・6か月後・1年後に測定。
O|結果
PTSD重症度の有意な低下はNETで認められ、ストレス免疫訓練では認められなかった。治療前から6か月後までの効果量はNETが d=1.42(ストレス免疫訓練は d=0.12)、治療前から1年後までは d=1.59(同 d=0.19)だった。大うつ病や他の併存障害の割合と得点は、いずれの群でも有意には減少しなかった。著者らは、NETのような曝露治療が、重度に外傷を受けた難民・庇護申請者でも有意なPTSD症状の低下をもたらすと述べている。
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