Childhood adversity, mental ill-health and aggressive behavior in an African orphanage: Changes in response to trauma-focused therapy and the implementation of a new instructional system.
この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert・Maggie Schauer氏が共著の研究です。比較する群はなく、指導体制の変更と心理療法が同時に行われているため、治療だけの効果は分かりません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究前向きコホート・縦断研究全文が読めます
- 著者
- Hermenau K.・Hecker T.・Ruf M.・Schauer E.・Elbert T.・Schauer M.
- 掲載誌
- Child and adolescent psychiatry and mental health
- 巻号ページ
- 23巻4号437-445頁
- 発行年月日
- 2011年9月25日
- PMID
- 21943214
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 前向きコホート・縦断研究
この研究のまとめ
P|対象
タンザニア農村部の孤児院で暮らす子ども38名(平均8.64歳)。
E|介入
子ども向けNET(KIDNET)と、新しい指導体制の導入。
C|比較
比較対照:なし。2時点での前後評価。外傷的ストレスへの曝露、家庭・学校・孤児院での暴力の体験、精神的不調(PTSD症状・抑うつ・内在化と外在化の問題)と攻撃性を測定。
O|結果
研究1では、第1時点において、孤児院で体験した暴力が、かつての家庭・学校・近隣での暴力よりも、精神的不調のすべての指標と強く相関した。さらに、孤児院で体験した暴力は第2時点での子どもの攻撃的行動と正の関係にあった。研究2では、研究1の前後評価を用いて、新しい指導体制の導入とトラウマ関連の不調への心理療法(KIDNET)を評価している。
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