Reduced intrusion development after post-trauma imagery rescripting; an experimental study.
この研究について患者さんではなく一般の方に不快な映像を見せた実験室の研究です。調べているのはEMDRではなくイメージ書き直しという別の技法です。
効果を検証した研究実験研究(アナログ・健常者)
- 著者
- Hagenaars M.A.・Arntz A.
- 掲載誌
- Journal of behavior therapy and experimental psychiatry
- 巻号ページ
- 43巻2号808-14頁
- 発行年月日
- 2011年9月21日
- PMID
- 22178473
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 実験研究(アナログ・健常者)
この研究のまとめ
P|対象
参加者76名。嫌悪的な映像を視聴。
E|介入
イメージ書き直し(IRS)。映像の30分後に9分間実施。
C|比較
比較対照:イメージによる再体験(IRE)と肯定的イメージ(PI)。無作為割付。介入中の主観的苦痛、1週間の侵入記憶の記録、外傷後認知目録(PTCI)と手がかり再生検査を実施。
O|結果
イメージ書き直しの群は、イメージによる再体験と肯定的イメージの群より侵入記憶が少なく、イメージによる再体験の群より否定的な認知も少なかった。一方、手がかり再生は肯定的イメージの群と比べてイメージ書き直しと再体験の群で高まった。イメージ書き直しと肯定的イメージの群は、再体験の群より介入中の苦痛が少なかった。著者らは、これがアナログのデザインであり臨床標本での再現が必要だとしつつ、イメージ書き直しが早い段階で記憶の固定化を変える適切な技法であり、苦痛の少ない強力なPTSD症状の予防の方略でありうると述べている。
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