Long-term outcomes of cognitive-behavioral treatments for posttraumatic stress disorder among female rape survivors.
この研究について5〜10年後まで効果が続いたことを示した研究です。2つの治療のあいだに有意差は認められず、どちらかが優ることを示したものではありません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Resick P.A.・Williams L.F.・Suvak M.K.・Monson C.M.・Gradus J.L.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 80巻2号201-10頁
- 発行年月日
- 2011年12月19日
- PMID
- 22182261
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
強姦の被害を受けPTSDのある女性126名(元の治療企図標本171名の73.7%)。5〜10年後(平均6.15年、SD 1.22)の長期追跡。
E|介入
CPT(認知処理療法)。
C|比較
比較対照:持続エクスポージャー療法(PE)との比較(元の無作為化比較試験の追跡)。主要評価項目は自記式のPTSD症状、副次評価項目は臨床家評定のPTSD症状、併存診断、自記式の抑うつ。追加の治療や薬物という競合仮説も検討。
O|結果
治療による大幅な症状の減少は長期追跡の期間を通じて維持され、治療後から追跡にかけての変化はわずかだった(効果量 pr=0.03〜0.14)。長期追跡の期間中、2つの治療条件のあいだに有意差は認められなかった(Cohen d=0.06〜0.29)。治療企図の解析では、長期追跡の時点でCAPSによるPTSDの診断を満たしたのはCPTの22.2%、PEの17.5%だった。改善の維持は、その後の治療や薬物によるものではなかった。
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