Narrative exposure therapy for PTSD increases top-down processing of aversive stimuli--evidence from a randomized controlled treatment trial.

この研究について34名と小規模な研究で、比べた相手は待機していた方々です。他の治療との比較ではありません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Adenauer H.・Catani C.・Gola H.・Keil J.・Ruf M.・Schauer M.・Neuner F.
掲載誌
BMC neuroscience
巻号ページ
12巻203-210頁
発行年月日
2011年12月19日
PMID
22182346
技法
NET
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性のPTSDのある難民34名。

E|介入

NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。

C|比較

比較対照:待機リスト群(WLC)。治療前と4か月後の追跡時に、臨床変数と神経磁気的な振動活動(定常状態視覚誘発磁場)を測定。

O|結果

PTSDと抑うつの重症度の得点はNET群で低下し、待機リスト群では症状が持続した。NET群にかぎり、脅威を伴う画像への頭頂・後頭の活動が治療後に有意に増加した。著者らは、この結果がNETによって嫌悪的な画像への注意の皮質性のトップダウン調節に関わる活動が増加することを示すとし、潜在的な脅威の手がかりへの注意の配分が増えることで、治療を受けた患者が現在の状況の実際の危険を再評価できるようになり、それによってPTSD症状が軽減するのかもしれないと述べている。

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