Integrated exposure-based therapy for co-occurring posttraumatic stress disorder and substance dependence: a randomized controlled trial.

この研究についてPTSDに加えて物質依存のある方が対象です。つらい記憶に向き合う治療が再発を招くのでは、という心配に答える設計です。標準の持続エクスポージャー療法ではなく、物質依存の治療と統合した版です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Mills K.L.・Teesson M.・Back S.E.・Brady K.T.・Baker A.L.・Hopwood S.・Sannibale C.・Barrett E.L.・Merz S.・Rosenfeld J.・Ewer P.L.
掲載誌
JAMA
巻号ページ
690-9頁
発行年月日
2012年8月15日
PMID
22893166
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

DSM-IV-TRのPTSDと物質依存の双方の基準を満たす103名。オーストラリア・シドニー。2007〜2009年。

E|介入

COPE(持続エクスポージャー療法を用いたPTSDと物質使用障害の同時治療)に通常治療を加えた群(55名)。臨床心理士による90分×13セッション。

C|比較

比較対照:通常の物質依存の治療のみ(48名)。無作為割付。主要評価項目はCAPSによるPTSD症状の重症度と、CIDIによる依存の基準数。治療前から9か月後の追跡までの変化。CAPS15点・依存基準1つの変化を臨床的に意味があるとした。

O|結果

治療前から9か月後の追跡にかけて、治療群(平均差 −38.24、95%信頼区間 −47.93〜−28.54)と対照群(平均差 −22.14、95%信頼区間 −30.33〜−13.95)のいずれにもPTSD症状の重症度の有意な減少が認められた。

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