Treatment improves symptoms shared by PTSD and disordered eating.
この研究についてCPTの効果そのものではなく、PTSDの治療が摂食の問題と共通する症状にも及ぶかを調べた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Mitchell K.S.・Wells S.Y.・Mendes A.・Resick P.A.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 25巻5号535-42頁
- 発行年月日
- 2012年10月
- PMID
- 23073973
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
レイプまたは身体的暴行の被害歴があり、PTSDのある女性65名。
E|介入
認知処理療法(CPT)とその構成要素(筆記による記述を含まない版、筆記による記述のみの版)。
C|比較
比較対照:構成要素を分解する無作為化研究のデータを用い、摂食障害調査票(EDI-2)を治療前後で測定。PTSD症状の低下と、PTSDと摂食障害に共通する症状の改善との関連を潜在成長モデルで検討。
O|結果
潜在成長モデルの解析では、PTSD症状得点の低下が、EDI-2の衝動調整・内受容感覚への気づき・対人不信・無力感・成熟への恐れの各下位尺度の低下と有意に関連していた。すなわちPTSDの治療が、PTSDと摂食障害に共通する症状にも影響していた。著者らは、PTSDと摂食障害の併存に対する明確な治療指針が現在ないこと、従来の認知処理療法(CPT)は両者に共通する症状に影響しうるが、摂食に特有の態度と行動には追加の治療が必要かもしれないと述べている。
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