Uniformity of evidence-based treatments in practice? Therapist effects in the delivery of cognitive processing therapy for PTSD.

この研究について患者さんの治療効果そのものではなく、療法家によって結果がどれだけ変わるかを調べた研究です。無作為に分けた比較ではなく、既存の記録をさかのぼって調べたものです。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査
著者
Laska K.M.・Smith T.L.・Wislocki A.P.・Minami T.・Wampold B.E.
掲載誌
Journal of counseling psychology
巻号ページ
60巻1号31-41頁
発行年月日
2013年1月
PMID
23356465
技法
CPT
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

退役軍人省のPTSD専門外来で、CPTを12セッション完了した退役軍人192名と、その治療にあたった療法家25名。

E|介入

認知処理療法(CPT)。退役軍人省の実施指針に沿った訓練と監督のもとで実施。

C|比較

比較対照:なし。療法家を変量効果とする多水準モデルで、成果の分散のうち療法家に帰属する割合を推定。

O|結果

PTSDチェックリスト(PCL)の初期の重症度を考慮すると、治療終了時のPCL得点の分散のおよそ12%が療法家に由来していた。結果を知らされていない訓練者は、有効な療法家の特徴と行動として、患者の回避に効果的に対処すること、監督で用いる言葉、柔軟な対人様式、強固な治療同盟を築く力を挙げた。

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