Controlled trial of psychotherapy for Congolese survivors of sexual violence.
この研究について紛争下の低所得の地域で、専門職ではない担い手が行った研究です。標準の個別の形ではなく、ほとんどが集団の版です。最後まで評価を受けた方は6割前後です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Bass J.K.・Annan J.・Murray S.M.・Kaysen D.・Griffiths S.・Cetinoglu T.・Wachter K.・Murray L.K.・Bolton P.A.
- 掲載誌
- The New England journal of medicine
- 巻号ページ
- 368巻23号2182-91頁
- 発行年月日
- 2013年6月6日
- PMID
- 23738545
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSD症状と抑うつ・不安症状の強い性暴力の被害を受けた女性405名。コンゴ民主共和国の15村(認知処理療法7村157名・個別の支援8村248名)。
E|介入
認知処理療法(CPT)。個別1回と集団11回。
C|比較
比較対照:個別の支援。村単位のクラスター無作為割付。ホプキンス症状チェックリスト(抑うつ・不安)、PTSDチェックリスト、20課題の機能の障害を治療前・治療終了時・6か月後に評価。
O|結果
3回の評価をすべて完了したのは治療群の65%、個別支援群の52%であった。抑うつ・不安の合成得点の平均は個別支援群でも改善したが(治療前2.2→終了時1.7→6か月後1.5)、治療群の改善のほうが有意に大きかった(2.0→0.8→0.7、いずれもP<0.001)。PTSDと機能の障害でも同様の型が観察された。治療終了の6か月後に基準を満たしたのは、治療群の9%に対し個別支援群は42%であった。
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