Treating PTSD in refugees and asylum seekers within the general health care system. A randomized controlled multicenter study.
この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したFrank Neuner・Thomas Elbert氏が共著の研究です。先進国の一般的な精神科でも難民のPTSDを治療できるかを確かめた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Stenmark H.・Catani C.・Neuner F.・Elbert T.・Holen A.
- 掲載誌
- Behaviour research and therapy
- 巻号ページ
- 51巻10号641-7頁
- 発行年月日
- 2013年7月8日
- PMID
- 23916633
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
DSM-IVのPTSDの基準を満たす難民と庇護申請者81名。ノルウェーの一般精神科11施設。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)(51名)。
C|比較
比較対照:通常治療(30名)。2対1の無作為割付。CAPS・ハミルトンうつ病評価尺度・M.I.N.I.を治療前と、終了1か月後・6か月後に実施。
O|結果
NETと通常治療のいずれも、PTSDと抑うつに臨床的に意味のある症状の減少をもたらした。NETは通常治療より有意に大きな症状の減少を示し、PTSDの診断が外れた参加者も有意に多かった。難民と庇護申請者の間で治療効果に有意差は認められなかった。著者らは、難民と庇護申請者が一般の精神科医療の枠組みでPTSDと抑うつの治療を受けられることを示し、NETは有望な治療と考えられるとしている。
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