Change in sleep symptoms across Cognitive Processing Therapy and Prolonged Exposure: a longitudinal perspective.

この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。PTSDの治療で睡眠の問題がどうなるかを、既存の試験データから調べたものです。改善はするが、睡眠の問題そのものは治りきらないという結果で、著者らは睡眠に特化した治療の必要性を述べています。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Gutner C.A.・Casement M.D.・Gilbert K.S.・Resick P.A.
掲載誌
Behaviour research and therapy
巻号ページ
51巻12号817-22頁
発行年月日
2013年10月7日
PMID
24184428
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのあるレイプ被害女性171名。

E|介入

CPT(認知処理療法)。睡眠の自己報告指標への影響を検討。

C|比較

比較対照:持続エクスポージャー療法(PE)群および最小限の注意(MA)群。6週間後にMA群はCPTまたはPEに再割付。ベースライン・MA後・治療後・3か月後・9か月後・長期追跡時に、ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)とCAPSの悪夢・不眠の項目で評価。

O|結果

服薬を統制したところ、CPTとPEの期間中の睡眠は最小限の注意(MA)と比べて改善し、その改善は長期追跡まで維持された。CPTとPEは同等に有効で、改善は長期追跡にわたって持続したが、いずれも睡眠障害の寛解をもたらさなかった。著者らは、全体として睡眠症状は寛解せず、睡眠に特化した治療が必要となりうると述べている。

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