Treating posttraumatic stress disorder with metacognitive therapy: a preliminary controlled trial.

この研究について主に測っているのはEMDRではなくメタ認知療法です。EMDRは既存の有効な治療として名前が挙がる程度です。20名と非常に小規模です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Wells A.・Colbear J.S.
掲載誌
Journal of clinical psychology
巻号ページ
68巻4号373-81頁
発行年月日
2012年4月
PMID
24469928
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性PTSDのある18〜65歳の参加者20名。

E|介入

メタ認知療法(MCT)。全8セッション(実際に提供された平均は6.4セッション)。

C|比較

比較対照:治療を遅らせる対照群。無作為割付の予備的な対照試験。PTSD・情動症状・背後のメタ認知の変数を治療前後に測定し、介入後3か月・6か月に追跡。

O|結果

治療後に、メタ認知療法群ではPTSD症状・抑うつ・不安の統計的に有意な減少が観察されたが、対照群では観察されなかった。変化は追跡期間を通じて維持された。提供されたセッションの平均は6.4であった。intention to treat で患者の80%がIESにもとづく回復の臨床的有意性の基準を満たした。治療はよく耐えられ、脱落は1名(10%)のみであった。PTSDの維持に関与すると仮説された思考制御の方略の変化も認められた。

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