A pilot randomized controlled trial of Dialectical Behavior Therapy with and without the Dialectical Behavior Therapy Prolonged Exposure protocol for suicidal and self-injuring women with borderline personality disorder and PTSD.

この研究について標準のPEではなく、弁証法的行動療法に組み込んだ改変版を26名で試した予備的な研究です。より大きな研究での確認が必要だと著者ら自身が述べています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Harned M.S.・Korslund K.E.・Linehan M.M.
掲載誌
Behaviour research and therapy
巻号ページ
7-17頁
発行年月日
2014年2月11日
PMID
24562087
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

境界性パーソナリティ症・PTSD・意図的な自傷のある女性26名。

E|介入

弁証法的行動療法(DBT)にDBT PEプロトコルを加えた治療(n=17)。

C|比較

比較対照:DBT単独(n=9)との無作為割付。治療の1年間は4か月ごと、治療終了3か月後にも評価。

O|結果

治療への期待、満足度、完了率に条件による違いはなかった。DBT+DBT PEでは、治療を完了した大半でプロトコルの実施が可能だった。DBT単独と比べ、DBT+DBT PEはPTSDの改善が大きく安定しており、完了者の寛解率は2倍だった(80%対40%)。DBT PEプロトコルを完了した患者は、DBT単独の患者より自殺企図が2.4分の1、自傷が1.5分の1に少なかった。完了者では、解離・外傷に関連する罪悪感の認知・恥・不安・抑うつ・全般的機能について、中程度から大きい効果量がDBT+DBT PEに有利だった。

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