The role of eye movement desensitization and reprocessing (EMDR) therapy in medicine: addressing the psychological and physical symptoms stemming from adverse life experiences.

この研究についてEMDRを開発したFrancine Shapiro氏による総説です。本文にも研究の選び方や統合の手順の記載がないため、系統的なレビューやメタアナリシスとは重みが異なります。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
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著者
Shapiro F.
掲載誌
The Permanente journal
巻号ページ
18巻1号71-7頁
発行年月日
2014年
PMID
24626074
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

有害な生活体験に由来する心理的・身体的な症状のある人。医療の現場で一般的にみられる否定的な生活体験を含む。

E|介入

EMDR。宿題や苦痛な出来事の詳細な記述を求めない形で実施される。

C|比較

比較対照:なし。EMDRに関する無作為化研究と主要な臨床報告を概観し、あわせて眼球運動の要素を評価した研究も概観。

O|結果

本総説が概観した24件の無作為化比較試験は、情動的な外傷やその他の有害な生活体験の治療におけるEMDRの肯定的な効果を支持していた。10件のうち7件は、EMDRがトラウマフォーカスト認知行動療法より速いか、より有効だと報告していた。眼球運動の要素を扱った12件の無作為化研究では、否定的な感情や苦痛なイメージの鮮明さの急速な低下が認められ、さらに8件が記憶に関する他の効果を報告していた。著者らは、EMDRが身体的な訴えの軽減にも役立つとし、臨床家は症状に体験的な寄与があるかを評価すべきだと述べている。

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