Characteristics of U.S. veterans who begin and complete prolonged exposure and cognitive processing therapy for PTSD.

この研究について治療の効果ではなく、誰が治療を始め、続けられるかを調べた研究です。実際に治療を始めた方は全体の11.4%でした。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査
著者
Mott J.M.・Mondragon S.・Hundt N.E.・Beason-Smith M.・Grady R.H.・Teng E.J.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
27巻3号265-73頁
発行年月日
2014年6月
PMID
24948535
技法
PE
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

米国退役軍人局の大規模なPTSD・不安外来で、エビデンスにもとづく心理療法の訓練を受けた8名の担当者のいずれかと個別心理療法を1回以上受けた患者796名。うち91名(11.4%)がエビデンスにもとづく心理療法を開始し、59名(7.9%)が完了。

E|介入

CPT(認知処理療法)または持続エクスポージャー療法(PE)。

C|比較

比較対照:別の形式の個別心理療法を受けた担当者を揃えた患者66名との比較。4名の独立した評価者が診療記録を精査し、開始と完了に関連する患者側の要因をロジスティック回帰で検討。

O|結果

イラク・アフガニスタンの退役軍人は、他の従軍世代の退役軍人よりエビデンスにもとづく心理療法を開始しにくかった(OR=0.48、95%CI [0.24, 0.94])。PTSDについて公務起因の認定を受けている退役軍人は、認定のない人より開始しやすかった(OR=2.33、95%CI [1.09, 5.03])。開始した人のなかでは、イラク・アフガニスタンの退役軍人であること(OR=0.09、95%CI [0.03, 0.30])と精神科入院歴があること(OR=0.13、95%CI [0.03, 0.54])が、完了しにくいことと関連していた。

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