The role of FKBP5 genotype in moderating long-term effectiveness of exposure-based psychotherapy for posttraumatic stress disorder.
この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert氏が共著の研究です。治療の効果ではなく、遺伝的な違いが治療成績に関係するかを調べた解析です。43名と小規模です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
- 著者
- Wilker S.・Pfeiffer A.・Kolassa S.・Elbert T.・Lingenfelder B.・Ovuga E.・Papassotiropoulos A.・de Quervain D.・Kolassa I.
- 掲載誌
- Translational psychiatry
- 巻号ページ
- 4巻 論文番号e403
- 発行年月日
- 2014年6月24日
- PMID
- 24959896
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
北ウガンダの反政府勢力による戦争の生存者43名。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)。
C|比較
比較対照:なし。FKBP5遺伝子多型 rs1360780 の型による比較。PTSD症状の重症度を治療前と治療完了の4か月後・10か月後に測定。
O|結果
4か月後の追跡では、遺伝子型による治療成績の有意差は認められなかった。しかし10か月後には、FKBP5の遺伝子型が治療成績に有意に影響していた。著者らは、曝露にもとづく治療がPTSDの標準的な治療である一方、相当数の患者が回復しないことをふまえ、治療成功に影響する個人の遺伝的要因の研究が求められると述べている。
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