Cultural adaptations of prolonged exposure therapy for treatment and prevention of posttraumatic stress disorder in african americans.

この研究について2つの事例の報告です。標準の持続エクスポージャー療法ではなく、文化的な背景に配慮して調整した版を用いています。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
著者
Williams M.T.・Malcoun E.・Sawyer B.A.・Davis D.M.・Nouri L.B.・Bruce S.L.
掲載誌
Behavioral sciences (Basel, Switzerland)
巻号ページ
4巻2号102-124頁
発行年月日
2014年5月14日
PMID
25379272
技法
PE
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

アフリカ系米国人のPTSDの患者。人種に関連する外傷を生き延びた1名と、性暴力の後に内在化された人種主義を抱えるようになった女性1名の事例。

E|介入

文化に配慮して適合させた持続エクスポージャー療法(PE)。導入のセッションを増やして関係を築く、評価の段階で人種に関連する主題を直接尋ねる、治療中に人種に関連する体験と差別を意図的に前面に出す、といった調整を加える。

C|比較

比較対照:なし。2つの事例を通じて、文化に配慮した適合の方法と、評価および曝露課題の作り方の指針を提示。

O|結果

2名とも、文化に配慮して適合させた持続エクスポージャー療法を用いることで、外傷後の反応が改善した。著者らは、文化的な違いや人種主義に関連する外傷に合わせて治療を調整しないと、アフリカ系米国人のクライアントでは治療の成功率が下がりうると論じている。

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