Posttraumatic stress disorder and alcohol dependence: does order of onset make a difference?
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。2つの治療を比べたのではなく、PTSDと依存のどちらが先に生じたかで分けています。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- McLean C.P.・Su Y.J.・Foa E.B.
- 掲載誌
- Journal of anxiety disorders
- 巻号ページ
- 894-901頁
- 発行年月日
- 2014年10月16日
- PMID
- 25445079
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDとアルコール依存が併存し治療を求めた137名(PTSDが先行73名・アルコール依存が先行64名)。
E|介入
持続エクスポージャー療法+BRENDA(服薬管理と動機づけ強化の介入)。
C|比較
比較対照:BRENDA単独。加えてナルトレキソンと偽薬にも無作為割付。発症順序の違いで臨床像と治療反応を比較。
O|結果
アルコール依存が先行した参加者は、PTSDが先行した参加者より、低所得を報告する割合、反社会性または境界性パーソナリティ症の基準を満たす割合、指標となるトラウマが身体的暴行である割合が高かった。逆にPTSDが先行した参加者は、指標となるトラウマが性的暴行または戦闘体験である割合が高かった。注目すべきことに、臨床像にいくつかの違いがあるにもかかわらず、治療成績には群間有意差が認められなかった。
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