Prolonged exposure vs eye movement desensitization and reprocessing vs waiting list for posttraumatic stress disorder in patients with a psychotic disorder: a randomized clinical trial.

この研究についてPEもEMDRも待機リスト群より症状の低下が大きい一方、PEとEMDRを直接比べた場合は有意差は認められていません。どちらかが優ることを示したものではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
van den Berg D.P.・de Bont P.A.・van der Vleugel B.M.・de Roos C.・de Jongh A.・Van Minnen A.・van der Gaag M.
掲載誌
JAMA psychiatry
巻号ページ
72巻3号259-67頁
発行年月日
2015年3月
PMID
25607833
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

生涯に精神病性障害の診断歴があり、現在慢性のPTSDを併存する外来患者155名。13か所の外来精神保健サービスから登録。

E|介入

EMDR 週1回90分×8セッション(55名)。

C|比較

比較対照:PE(持続エクスポージャー療法)53名および待機リスト群47名との3群無作為割付(単盲検)。主要評価項目はCAPS(臨床診断面接尺度)による症状重症度・PTSD診断・完全寛解。安定化のための先行介入は行っていない。

O|結果

PE群とEMDR群はいずれも待機リスト群よりPTSD症状の低下が大きく、群間効果量はPEで0.78(p<0.001)、EMDRで0.65(p=0.001)であった。治療中に診断を失う割合も、PE群(56.6%、オッズ比3.41、p=0.006)とEMDR群(60.0%、オッズ比3.92、p<0.001)で待機リスト群(27.7%)より高かった。完全寛解に至る割合は、待機リスト群の6.4%に対し、PE群では高かったが(28.3%、オッズ比5.79、p=0.01)、EMDR群では有意ではなかった(16.4%、オッズ比2.87、p=0.10)。PE群とEMDR群のあいだでは、いずれの評価項目にも有意差は認められず、脱落率にも有意差は認められなかった(PE 24.5%、EMDR 20.0%、p=0.57)。重篤な有害事象の発生に群間の有意差は認められなかった(PE 2件、EMDR 1件、待機リスト群4件)。治療効果は6か月後の追跡時点でも維持されていた。

このまとめは論文の抄録をもとに作成しています。内容の正確さについては原典をご確認ください。

抄録

日本語訳は準備中です。この論文は訳文を掲載できる条件を満たしています。用意ができしだいこの欄に追加します。

原典を見る ↗PMID 25607833

掲載基準と免責事項

  • このページの論文リストと各論文のまとめは、AIを用いて作成しています。作成の過程で誤りや漏れが生じている可能性があります。
  • まとめは論文の抄録をもとに作成したもので、論文の全文を読んで要約したものではありません。内容の正確さについては、各ページの原典リンクから原文をご確認ください。
  • 掲載は推薦ではありません。研究の質、治療の効果、技法の優劣を当サイトが評価・保証するものではありません。掲載本数の多い技法が優れている、という意味でもありません。
  • ある技法に不利な結論の論文も、基準を満たしていれば掲載しています。特定の技法を勧める、または勧めないために選んだリストではありません。
  • 抄録に結果にあたる記述がない論文は、まとめを作らず書誌情報と原典リンクのみを掲載しています。研究そのものの価値を評価したものではありません。
  • 日本語訳は、出版社が定める利用条件で訳文の公開が認められている論文にのみ掲載しています。訳文がないことは、その論文の内容とは関係ありません。
  • ここに掲載している内容は研究の紹介であり、個々の方への治療の助言ではありません。治療の選択については、かかりつけの医療機関や専門家にご相談ください。
  • 掲載内容の誤り、掲載の追加・取り下げのご希望は、こちらのフォームよりご連絡ください。

いま危機的な状態にある方は、専門の相談窓口をご利用ください。こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556 / よりそいホットライン 0120-279-338。命に危険が及ぶ状況では 119 におかけください。