Between-session and within-session habituation in Prolonged Exposure Therapy for posttraumatic stress disorder: a hierarchical linear modeling approach.

この研究について14名のみの解析です。治療の効果ではなく、なぜ効くのかという機序を調べたもので、セッションとセッションの間の慣れのほうが重要かもしれないという示唆です。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
著者
Sripada R.K.・Rauch S.A.M.
掲載誌
Journal of anxiety disorders
巻号ページ
30巻81-7頁
発行年月日
2015年1月13日
PMID
25613235
技法
PE
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある患者14名。

E|介入

持続エクスポージャー療法(PE)。セッション内・セッション間の馴化の検討。

C|比較

比較対照:なし。患者の中にセッションが入れ子になり、セッションの中に主観的苦痛単位(SUDS)の測定が入れ子になる階層線形モデリング。要約統計量ではなくセッション内のすべての測定値を用いる。

O|結果

症状の変化(t = −2.43、p = 0.03)と反応者かどうか(t = −2.68、p = 0.02)は、セッションをまたぐ主観的苦痛単位の傾きを予測したが、セッション内の傾きは安定して予測しなかった。すなわち、高い反応を示した人は、セッション間の馴化では違いを示したがセッション内の馴化では示さなかった。著者らは、治療セッションの間により大きな馴化を示す人のほうが、治療に反応する見込みが高いかもしれないと述べている。

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