Challenges and Successes in Dissemination of Evidence-Based Treatments for Posttraumatic Stress: Lessons Learned From Prolonged Exposure Therapy for PTSD.
この研究について持続エクスポージャー療法を開発したEdna B. Foa氏が筆頭の総説です。効果の検証ではなく、効果のある治療がなぜ広まらないのかを論じたものです。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説全文が読めます
- 著者
- Foa E.B.・Gillihan S.J.・Bryant R.A.
- 掲載誌
- Psychological science in the public interest : a journal of the American Psychological Society
- 巻号ページ
- 14巻2号65-111頁
- 発行年月日
- 2013年5月
- PMID
- 25722657
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人(現役軍人・退役軍人・民間人)。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:なし。PEの有効性を概観したうえで、エビデンスにもとづく治療の普及を妨げる要因と、各国・各地域の普及の取り組みを検討。
O|結果
本総説が概観した研究では、持続エクスポージャー療法が多様な外傷の型・生存者の特性・文化にわたってPTSDに高い効力を示し、認知行動療法の経験のない治療者でも習得して実施できることが、独立した研究室の複数の研究で示されていた。一方で、PTSDのある人の大半は有効性の不明な治療を受けており、エビデンスにもとづく治療に敵対的な専門家文化、臨床家の訓練の不足、一般的な普及手法の効果の限界、効果的な普及モデルの相当な費用が障壁として論じられている。
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