Eye movement desensitization and reprocessing versus cognitive-behavioral therapy for adult posttraumatic stress disorder: systematic review and meta-analysis.
この研究について統合された研究は11件と少なく、いずれも方法論上の限界があると著者ら自身が述べています。差はわずかです。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス
- 著者
- Chen L.・Zhang G.・Hu M.・Liang X.
- 掲載誌
- The Journal of nervous and mental disease
- 巻号ページ
- 203巻6号443-51頁
- 発行年月日
- 2015年6月
- PMID
- 25974059
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
成人のPTSDのある人。11件・計424名。
E|介入
EMDR。
C|比較
対象とした研究:成人PTSDでEMDRと認知行動療法を比較した無作為化比較試験11件、1989〜2013年。
O|結果
本メタアナリシスによれば、PTSD合計得点のメタアナリシスでは、EMDRが認知行動療法よりわずかに優っていた。累積メタアナリシスもこれを裏づけ、下位尺度では侵入と覚醒の重症度の低減でEMDRが優っていた。回避には有意差は認められなかった。著者らは、侵入や覚醒の症状が目立つ方にはEMDRのほうが適している可能性があるとしつつ、元の研究の数が限られ質も低いため最終的な結論には慎重であるべきだと述べている。
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