EXPLORING PERSONALITY DIAGNOSIS STABILITY FOLLOWING ACUTE PSYCHOTHERAPY FOR CHRONIC POSTTRAUMATIC STRESS DISORDER.

この研究について主に測っているのはPTSDの症状ではなく、パーソナリティ症の診断が治療後も残るかどうかです。治療の種類による差は認められていません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Markowitz J.C.・Petkova E.・Biyanova T.・Ding K.・Suh E.J.・Neria Y.
掲載誌
Depression and anxiety
巻号ページ
919-26頁
発行年月日
2015年10月6日
PMID
26439430
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性PTSDの患者99名(治療後に再評価できたのは78名)。米国。

E|介入

持続エクスポージャー療法(14週間。対人関係療法・リラクセーション療法と比較される3条件の一つ)。

C|比較

比較対照:対人関係療法とリラクセーション療法。無作為割付。SCID-P と SCID-II をベースライン・14週・(治療反応者は)26週に実施し、パーソナリティ症の診断の安定性を検討。

O|結果

ベースラインで評価した99名のうち47名(47%)がSCID-IIの診断を受け、猜疑性(28%)・強迫性(27%)・回避性(23%)が最も多かった。治療後に再評価した78名のうち45%(35名)がベースラインでパーソナリティ症の診断をもち、そのうち43%(15/35)が14週時点で診断を失った。診断のなかった3名(7%)が14週で新たに診断を得て、10名が診断の変化を示した。治療の様式とPTSDの反応はパーソナリティ症の改善と関連していなかった。追跡で再評価できた治療反応者44名のうち、ベースラインでII軸の診断があった人の56%が26週時点で診断を失っていた。

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