Neurobiological response to EMDR therapy in clients with different psychological traumas.

この研究について症状の改善ではなく、治療中の脳の活動を測った小規模な研究です。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Pagani M.・Lorenzo G.D.・Monaco L.・Daverio A.・Giannoudas I.・Porta P.L.・Verardo A.R.・Niolu C.・Fernandez I.・Siracusano A.
掲載誌
Frontiers in psychology
巻号ページ
132-156頁
発行年月日
2015年10月27日
PMID
26579006
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

心理的外傷を負ったクライエント。トラウマ歴の異なる2群と健常対照。

E|介入

EMDR。両側性刺激の段階の脳波を測定。

C|比較

比較対照:健常対照。初回(T0)と最終回(T1)のセッションを比較。

O|結果

クライエント全体では、T0で眼窩前頭皮質の活動が有意に高く、T1では後方の連合領域へ移行していた。一方、外傷的な出来事に慢性的に曝されていた下位群では、両時点とも健常対照に近い皮質活動を示していた。著者らは、トラウマ歴の異なる群のあいだで外傷記憶の再体験中の神経生物学的な差が脳波モニタリングによって初めて示されたとし、社会的・環境的な文脈とトラウマ曝露・心理療法への神経生物学的反応との関連を示唆するとしている。

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