EVALUATING POTENTIAL IATROGENIC SUICIDE RISK IN TRAUMA-FOCUSED GROUP COGNITIVE BEHAVIORAL THERAPY FOR THE TREATMENT OF PTSD IN ACTIVE DUTY MILITARY PERSONNEL.
この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。効果ではなく、治療によって自殺のリスクが高まらないかを調べた研究です。害の可能性を検証した数少ない研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Bryan C.J.・Clemans T.A.・Hernandez A.M.・Mintz J.・Peterson A.L.・Yarvis J.S.・Resick P.A.・Consortium S.S.
- 掲載誌
- Depression and anxiety
- 巻号ページ
- 33巻6号549-57頁
- 発行年月日
- 2015年12月4日
- PMID
- 26636426
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと診断された現役の米陸軍兵士108名(男性100名・女性8名)。
E|介入
CPT(認知処理療法)。認知のみの集団版(CPT-C)。
C|比較
比較対照:集団の現在中心療法(PCT)。無作為割付。自殺念慮・抑うつ重症度・PTSD重症度を治療前・治療中毎週・治療後2週・6か月・12か月に測定。
O|結果
自殺念慮の割合は両治療で有意に減少した。治療前に自殺念慮のあった兵士では、自殺念慮の重症度が両治療で有意に減少し、治療後12か月まで維持されていた。もともとあった自殺念慮の悪化は、いずれの治療でもまれだった。著者らは、トラウマ焦点化の集団認知行動療法が医原性の自殺リスクを高めるという根拠は得られなかったと述べている。
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