Psychotherapeutic Intervention in the Demobilization Process: Addressing Combat-related Mental Injuries with Narrative Exposure in a First and Second Dissemination Stage.

この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert氏が共著の研究です。標準の手順ではなく、加害者更生向けの改変版を用いた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Köbach A.・Schaal S.・Hecker T.・Elbert T.
掲載誌
Clinical psychology & psychotherapy
巻号ページ
24巻4号807-825頁
発行年月日
2015年12月16日
PMID
26676201
技法
NET
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

コンゴ民主共和国東部で武装解除の過程にある元戦闘員98名。

E|介入

司法的な加害者更生に適応させたNET(FORNET)。現地のカウンセラーが実施。2段階の普及過程(専門家が研修した第1段階と、経験を積んだカウンセラーが第2群を研修した第2段階)。

C|比較

比較対照:通常の対応(treatment-as-usual)。

O|結果

介入6か月後、FORNETはPTSD症状を有意に低減させたが、嗜好的攻撃性という特性への効果は小さかった。抑うつの重症度と薬物依存、および社会復帰の指標にも有益な効果が認められた。治療による改善は12か月後も保たれていた。著者らは、心理療法の訓練を受けていない人でもこの短期介入を効果的に用いることを学べ、紛争下の武装解除の過程を支えられると述べ、心理療法の技法をカウンセラーの世代を越えて受け渡せる可能性を示唆すると述べている。

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