Augmenting cognitive processing therapy to improve sleep impairment in PTSD: A randomized controlled trial.

この研究についてCPTの前に睡眠への催眠を足すと効果が上がるかを調べた試験です。睡眠と抑うつには上乗せがあった一方、PTSD症状そのものへの上乗せは認められませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Galovski T.E.・Harik J.M.・Blain L.M.・Elwood L.・Gloth C.・Fletcher T.D.
掲載誌
Journal of consulting and clinical psychology
巻号ページ
84巻2号167-77頁
発行年月日
2015年12月21日
PMID
26689303
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人108名。

E|介入

標準のCPT(認知処理療法)の前に、睡眠に向けた催眠を3週間実施(52名)。

C|比較

比較対照:症状の観察のみを行う統制条件(56名)。単施設の無作為化比較試験。マルチレベルモデリングで変化のパターンを比較し、催眠期間中の睡眠の改善がCPT中のPTSD・抑うつの変化を増強するかを媒介変数の接近法で検討。

O|結果

最初の段階(催眠または症状の観察)の後、催眠条件は統制条件より睡眠と抑うつで有意に大きい改善を示したが、PTSDでは示さなかった。CPTの後は、両条件とも睡眠とPTSDの有意な改善を示した。ただし催眠条件は抑うつ症状でより大きな改善を示した。睡眠が改善するにつれてPTSDと抑うつにも対応する改善が認められた。

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