Sleep recordings in individuals with borderline personality disorder before and after trauma therapy.
この研究についてNET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)を開発したThomas Elbert・Maggie Schauer氏が共著の研究です。PTSDに加えて境界性パーソナリティ症のある方が対象です。21名と小規模で、くじ引きで群を分けた研究ではありません。眠りを主に測ったものです。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験
- 著者
- Weinhold S.L.・Göder R.・Pabst A.・Scharff A.L.・Schauer M.・Baier P.C.・Aldenhoff J.・Elbert T.・Seeck-Hirschner M.
- 掲載誌
- Journal of neural transmission (Vienna, Austria : 1996)
- 巻号ページ
- 124巻Suppl 1号99-107頁
- 発行年月日
- 2016年3月12日
- PMID
- 26970970
- 技法
- NET
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症とPTSDを併存する入院・外来患者21名。
E|介入
NET(ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー)13名。
C|比較
比較対照:通常治療8名。ブロックによる割り当て(無作為割付ではない)。終夜睡眠ポリグラフと心理質問紙を治療前・直後・6か月後に実施。
O|結果
NET群は通常治療群と比べて、ベースラインから治療終了時にかけての入眠潜時の減少が大きく、覚醒の回数も経時的に減少した。治療前の総睡眠時間とレム睡眠時間が長い患者ほど、PTSD症状に関するNETの転帰が良好であった。著者らは、NETは治療中に睡眠を悪化させることはなく、通常治療と同程度に睡眠を改善するようだと述べている。
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