Eye movement desensitization and reprocessing (EMDR) for DSM-5 posttraumatic stress disorder (PTSD) in adults with intellectual disabilities: A case study review.
この研究について対照群のある研究がまだ無いため、6件の症例報告をまとめたレビューです。効果が確かめられた段階ではありません。
効果を検証した研究システマティックレビュー
- 著者
- Jowett S.・Karatzias T.・Brown M.・Grieve A.・Paterson D.・Walley R.
- 掲載誌
- Psychological trauma : theory, research, practice and policy
- 巻号ページ
- 8巻6号709-719頁
- 発行年月日
- 2016年4月14日
- PMID
- 27077491
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
軽度から重度の知的障害のある成人14名(査読誌に発表された6件の症例研究に記述されたもの)。
E|介入
EMDR。
C|比較
比較対照:なし。対照研究が存在しないため、この領域で発表された症例研究を初めて批判的に吟味した文献レビュー。PTSDと外傷歴の評価方法、EMDRの実施方法の観点から検討。
O|結果
本レビューが吟味した6件の症例研究・14名では、すべての症例でEMDR後に症状の改善が認められ、およそ半数は治療後と追跡評価の時点で苦痛が無いと述べていた。有害な影響の報告はなく、知的障害のある人にEMDRがよく耐えられることが示された。著者らは、EMDRは知的障害のある人にとって安全で受け入れられる介入であり、この集団のDSM-5のPTSDへの有効性を確かめる無作為化比較試験を行うだけの根拠がすでに揃っていると述べている。
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