Therapeutic Alliance during Prolonged Exposure Versus Client-Centered Therapy for Adolescent Posttraumatic Stress Disorder.
この研究についてPE(持続エクスポージャー療法)を開発したEdna B. Foa氏が共著の研究です。治療の効果の比較ではなく、治療者との関係の築かれ方を比べた解析です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Capaldi S.・Asnaani A.・Zandberg L.J.・Carpenter J.K.・Foa E.B.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 72巻10号1026-1036頁
- 発行年月日
- 2016年4月22日
- PMID
- 27105016
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
性暴力に関連するPTSDのある13〜18歳の少女61名。
E|介入
青年向けの持続エクスポージャー療法(PE-A)。
C|比較
比較対照:クライエント中心療法(CCT)群。無作為割付。第3セッション・中間・治療後に本人が治療同盟を評定。
O|結果
本人が評定した治療同盟の改善の速さは、クライエント中心療法よりPE-Aのほうが大きかった。また、治療条件によらず、本人評定の治療同盟の改善はPTSDの改善に有意に寄与したが、その逆は認められなかった。著者らは、トラウマ焦点化治療は性的虐待を受けた青年と強い治療同盟を築けないという見方に反して、同盟の改善はPE-Aのほうが大きく、同盟の改善は両治療で転帰の良さと有意に関連していたと述べている。
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