Disrupted topological organization in the whole-brain functional network of trauma-exposed firefighters: A preliminary study.
この研究について治療前後を測定したのは5名のみです。脳ネットワークの変化が改善したという報告ですが、対照群と比較した治療効果の検証ではありません。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
- 著者
- Jung W.H.・Chang K.J.・Kim N.H.
- 掲載誌
- Psychiatry research. Neuroimaging
- 巻号ページ
- 250巻15-23頁
- 発行年月日
- 2016年3月11日
- PMID
- 27107156
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
トラウマに曝露した消防士。部分PTSD群9名、PTSDのない曝露群8名、非曝露の健康対照群11名。うち5名は治療前後を測定。
E|介入
EMDR。部分PTSDのある5名に実施。
C|比較
比較対照:PTSDのない曝露群および非曝露の健康対照群との比較。安静時機能的MRIとグラフ理論による全脳機能ネットワークの解析。
O|結果
部分PTSDのある人では、正規化クラスタリング係数・正規化局所効率・スモールワールド性の低下といった全体的特性の変化が認められた。また側頭・頭頂皮質を含む連合野を中心に、群間で局所的特性の変化が観察された。治療前の部分PTSDに認められたこれらの全体的・局所的なネットワーク特性の乱れは、治療後に改善していた。著者らは、PTSDの閾値下の発現が機能的脳ネットワークの最適なバランスの乱れによる可能性があり、この乱れが心理療法で改善しうることを示唆する予備的結果だと述べている。
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