Treating Post-traumatic Stress Disorder in Patients with Multiple Sclerosis: A Randomized Controlled Trial Comparing the Efficacy of Eye Movement Desensitization and Reprocessing and Relaxation Therapy.
この研究について多発性硬化症のある方のPTSDを対象とした、計42名の小規模な試験です。著者自身が結果を予備的なものとしています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Carletto S.・Borghi M.・Bertino G.・Oliva F.・Cavallo M.・Hofmann A.・Zennaro A.・Malucchi S.・Ostacoli L.
- 掲載誌
- Frontiers in psychology
- 巻号ページ
- 7巻416-421頁
- 発行年月日
- 2016年4月21日
- PMID
- 27148134
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
多発性硬化症があり、PTSDと診断された患者42名。
E|介入
EMDR(20名)。10セッション。
C|比較
比較対照:リラクセーション療法群22名。無作為割付。主要評価項目は治療6か月後にPTSD診断を満たさなくなった人の割合(CAPSで測定)。
O|結果
大半の患者が10セッションでPTSD診断を脱した。PTSD診断を満たす患者の割合を減らす点では、EMDRがリラクセーション療法より有効であった。両治療とも、PTSDの重症度・不安・抑うつ症状の低減と生活の質の改善に有効であった。著者らは結果を予備的なものと位置づけ、神経疾患のある患者にもPTSDの検出と短期で費用効率のよい介入の提供が重要だと述べている。
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