Self-esteem treatment in anxiety: A randomized controlled crossover trial of Eye Movement Desensitization and Reprocessing (EMDR) versus Competitive Memory Training (COMET) in patients with anxiety disorders.

この研究についてPTSDではなく不安症の方の自尊心が対象です。この研究では比較対照(競合記憶訓練)のほうが良い結果でした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Staring A.B.P.・van den Berg D.P.G.・Cath D.C.・Schoorl M.・Engelhard I.M.・Korrelboom C.W.
掲載誌
Behaviour research and therapy
巻号ページ
82巻11-20頁
発行年月日
2016年4月27日
PMID
27155451
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

不安症があり自尊心の低い患者47名。

E|介入

EMDR。6セッション。自尊心を保つ否定的な記憶表象の脱感作をねらう。

C|比較

比較対照:競合記憶訓練(COMET)6セッション。クロスオーバー設計で、第1群はEMDR→COMET、第2群はCOMET→EMDRの順。ベースライン・第1治療終了時・第2治療終了時に評価。主要評価項目は自尊心。

O|結果

COMETのほうがEMDRより自尊心の改善が大きかった(治療後の効果量は1.25と0.46)。予想に反して、EMDRを先に行うと後続のCOMETの効果は、COMETを先に行った場合と比べて有意に小さくなった。EMDRについては順序による有意差は認められなかった。不安と抑うつの低下は自尊心の改善を介して生じていた。

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