Blurring emotional memories using eye movements: individual differences and speed of eye movements.
この研究について患者さんではない学生の方を対象とした実験室の研究で、治療は行われていません。EMDRの理論が予測する一部は支持されませんでした。
効果を検証した研究原著・その他全文が読めます
- 著者
- van Schie K.・van Veen S.C.・Engelhard I.M.・Klugkist I.・van den Hout M.A.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 7巻 論文番号29476
- 発行年月日
- 2016年7月4日
- PMID
- 27387843
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
ワーキングメモリ容量の小さい学部生31名と大きい学部生35名。
E|介入
眼球運動を伴う二重課題(速い/遅い。EMDRの手続きにあたる)。
C|比較
比較対照:想起のみ。3つの感情的な記憶を想起し、各条件の前後で鮮明さと情動性を評定。ワーキングメモリ容量と眼球運動の速さの役割について4つの仮説を事前に設定して検証。
O|結果
理論の予測に反し、眼球運動の速さを個人のワーキングメモリ容量に合わせるべきだという仮説(仮説4)は支持されなかった。一方、二重課題は全般に課題なしより記憶の評定を下げるのに有効であり(仮説1)、認知的な負荷の高い二重課題ほど介入の有効性が高まること(仮説2)が示された。著者らは、眼球運動の速さを個人のワーキングメモリ容量に合わせることが有用だという示唆はデータに認められないと述べている。
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